成分名 |
説明 |
海塩 |
ブルターニュの海水を凍結乾燥させたもので、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等多数の微量イオン成分が皮膚細胞にエネルギーを与える。化粧品に配合すると保湿作用、脂肪代謝促進作用、体表水分バランス調整等に効果がある。 |
カオリン |
天然に産出する含水ケイ酸アルミニウムで花こう岩の砕片が堆積して風化し、かつ炭酸ガスを吸収して変化したもの。白色顔料の一種で皮膚に対するつきをよくし、タルクの光沢を抑える働きもある。 |
加水分解酵母エキス |
酵母から抽出したエキスで各種アミノ酸、ビタミン、核酸関連物質、ミネラル、有機酸、たんぱく質、糖質、脂質等の成分が含まれ、保湿作用、細胞賦活作用がある。 |
加水分解エラスチン |
エラスチン(コラーゲンと同じ繊維状たんぱく質で真皮などの結合組織中の弾力繊維構成成分)の加水分解物で、肌のたるみ、シワの防止に効果がある。 |
加水分解ケラチン |
ケラチンは表皮の角質層や毛髪、爪などに含まれるたんぱく質であり、含硫アミノ酸であるシスチンが多量に含まれている。皮膚や毛髪に対する親和性が良いので、保湿性に優れた保護膜を付与するコンディショニング剤として使われる。 |
加水分解卵白 |
ニワトリの卵白を酵素で加水分解して得られるもので、ヒアルロン酸の合成を促す働きがある。エムディ化粧品では従来HPF-Eと呼んでいたもので、線維芽細胞のヒアルロン酸合成を促す働きがあり、保湿作用に優れ、肌荒れを防ぎ、肌にハリを与え柔軟な肌を保つ効果がある。 |
カッコンエキス |
クズの乾燥根から得られるエキスで保湿作用、美白作用等を主な目的で配合されるが、高いコラーゲン合成促進作用が注目、シワ・たるみの改善にも有効とされる。 |
褐藻エキス |
褐藻類、紅藻類、緑藻類などの全藻から、メカブを抽出したエキスでアミノ酸や糖質を多く含んでいる。肌にハリを与え、若々しい肌を保ち、肌をなめらかにする効果がある。 |
カミツレエキス |
カミツレの花から抽出して得られるエキスで、保湿作用、消炎作用、収斂作用、血行促進作用などの効果がある。 |
カロットエキス |
ナニンジンの根に落花生油またはダイズ油を加えて抽出したものであり、美肌・整肌作用、皮膚代謝促進作用、保湿作用、紫外線吸収作用などの効果がある。 |
甘草フラボノイド |
甘草の根又は根茎から抽出して得られるエキスで、この中に多くのフラボノイドが含まれており、美白作用、紫外線吸収作用、活性酸素消去作用などの効果がある。 |
キダチアロエエキスー1 |
キダチアロエからヒアルロン酸産生促進効果の高い成分だけを精製して抽出したエキスで、真皮の保水力を飛躍的に高めることが可能である。皮膚の乾燥を防ぎ、肌に柔軟性を与える。 |
グリチルリチン酸2K |
甘草の根または茎から抽出して得られたグリチルリチンの誘導体。解毒作用、抗アレルギー作用、抗消化性潰瘍作用が認められ皮膚科の領域に多く使われている。強力な消炎効果があり、肌荒れ予防やニキビの予防や悪化を防ぐ目的で化粧品に配合される。 |
グリチルレチン酸ステアリル |
甘草の根又は茎から抽出し精製したグリチルレチン酸をさらに酸で分解、エステル化したもの。抗炎症作用、抗アレルギー作用、細菌発育防止作用がある。 |
クロレラエキス |
クロレラを熱水で抽出して得られたエキスで、たんぱく質をはじめβ−カロチン、ビタミンB群、ミネラル、必須アミノ酸などが豊富に含まれている。保湿作用や皮膚細胞を活性化させる働きがある。 |
ケープアロエエキス |
ケープアロエの葉から抽出したエキスで昔からやけど、きり傷、すり傷の薬として使われている。
化粧品では肌アレを防ぎ、肌を柔軟にする目的で使われる。又、紫外線吸収効果のある成分も含まれている。 |
コーン油 |
トウモロコシの胚芽から得られる精製油で、主成分はリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸である。肌をなめらかにする作用、製品の伸びを良くする作用がある。 |
酵母培養液 |
酵母の培養上澄み液を無菌的にろ過精製して得たもので、各種アミノ酸、有機酸、水溶性多糖類、たんぱく質などを含有している。優れた保湿性があり、皮膚のNMF成分を補給し、皮膚の新陳代謝を活発にする効果がある。 |
コムギ胚芽油 |
小麦胚芽を圧搾または抽出して得られる油脂でリノール酸、オレイン酸、リノレン酸等の不飽和脂肪酸が多く、他にビタミンE(トコフェロール)を含んでいる。皮膚機能を円滑にし、毛細血管の活動を活発にし、皮膚細胞を若返らせる効果がある。ビタミンEが含まれていることから酸化防止の効果もある。 |
コメ胚芽油 |
イネの種子から得られる米ヌカを原料として得られる油脂で、オリザノール、ビタミンA、Eを含んでいる。日焼け防止作用、保湿作用、血行促進作用、消炎作用がある。 |
コンフリーエキス |
コンフリーの葉をブチレングリコール溶液にて浸漬して得られるエキスで、コムソリジン、アラントイン、ロスマリン酸、パントテン酸、タンニン、ビタミン類、ニコチン酸、ミネラル類などの成分が含まれている。成分中に含まれているアラントインは抗アレルギー作用、細胞増殖作用等の薬理効果がある。化粧品に配合すると保湿作用、収斂作用などの効果がある。 |